2017年2月21日火曜日

シャイなこんちくしょうのオイラ

夕方いきなりの友人からカラオケに誘われました

あまり行きたくはないのですが、オゴリだというので行く事に


仕方ないたまには俺の美声を聞かせてやるかと・・フフ


気の合う友人なら遠慮なく歌えるので私も少しのってきました

喉の調子が悪くなってはたまらないとマフラーをまいて気分はちょっと浮かれ気分


カラオケボックスまでの車中、私は一人で喉を 「ンンッ!」 と鳴らし調子を確かめ移動しました


確か・・103号室・・


ここか、と思い扉を開けたところ

そこにはが!

あれ、

友人が「オース!」

・・・・

私は扉を閉めました

友人がすぐ出てきてつまらないギャグは止めろと言ってきたのですが、俺はが居るなんて聞いていません

俺 「・・・帰る」

引き止める友人

別に怒っているわけでは無い、ただ、わかる人にはわかると思うのだが知らない人の前で歌うのが苦手なのだ

結局、何でもおごってくれるという約束で居ることに

もう俺のテンションはダダ下がりなわけですよ

そんな中、女は俺を無視して歌を歌っているわけ

俺はアホずらでその歌を聴いていた、何だこの時間は・・と


友人は俺に歌え!と言ってくる


ハッキリ言って最近の歌なんてまったく知らないので、知らない人の前で歌なんてとてもじゃないけど歌いたくないわけだ

女 〇〇君てナイーブ? 

(やかましいんじゃぁあああああ!)

女 〇〇君歌いなよ

本当に簡便してほしいのだが、俺はポチポチと選曲して歌ってやった

俺の一番得意な歌 アニメトリコのOP(オープニング曲)を

「ガッツガツガツ ガッツガツガツ ガッツガツガツ・・・・ うまいもんたち呼んでるぜ」

女 「・・・・・・」

友人 「・・・・・」

「食えば食うほどあふれるパワー!」
俺は両手を広げガッツポーズ

女 「・・・・・・」

友人 「・・・・・」




俺は画面を見ながら力強く歌った




「感謝こめて~~~ イタダキィイイイ マス!!!」
俺は力いっぱい両手を顔の前で合わせる


女 「・・・・・」

友人 「・・・・」


周囲を見る俺

・・・・・

・・・・・

俺はそっとリモコンの停止ボタンを押した

女 「・・・・・」

友人 「・・・・」

俺 「・・・・・」

・・・・・・

その後は何もしゃべらず、ただそこに居た

しばらくして俺は黙ってトイレに行くフリをして帰った

車中「クソ女が、ビブラートがキモイんじゃぁああ」と声を震えさせ張り上げた・・


最近の歌を知らない人へ

流行の曲は一曲は持ち歌で覚えておこう、あまりにもインパクトの強い知らない歌を歌うと変な空気が流れるので注意が必要だ


        誰か知らない人とのカラオケでハズレ無しの歌を教えてくれ ゲスダゲスオ